子育てには各家庭によって異なる価値観があります。しかし、隣近所に迷惑をかける子育てには困ってしまいますよね……。これは筆者が実際に体験した絶句してしまう親の行動に関するお話です。
うるさい隣人
私の家の隣に住むN家は、とにかくうるさいです。
車で大音量の音楽を流して走ったり、庭で夜遅くまでバーベキューをして騒いだり……『多少の騒音はお互い様』と割り切っていたのですが、そのうるささは迷惑行為に近いものがありました。
町内清掃などの自治会活動にもまったく参加しないため、ご近所からは少々疎まれる存在でした。
冬の日に
ある冬の日のこと、その日は夫の帰りが遅く、私はいつもより遅い時間まで起きていました。
すると、急に子どもの泣き声が聞こえてきたのです。
耳をすますと「ごめんなさい! ごめんなさい!」と誰かに謝っている様子。
かなり長い時間泣き声が続いていたので、さすがに表に出て様子を見ることにしました。
玄関を開けて外を見ると、隣の家の子どもが玄関の外で泣いていました。
真冬の寒さの中、泣いている子どもを見過ごすのも気が引けたので、「大丈夫?」と声をかけると、「お父さんに怒られた。」と言うのです。
時間は既に0時近く。あまりにも遅い時間だったので、隣家のインターホンを鳴らして声をかけることにしました。