私が子どもと一緒に駅の中を歩いていた時のことです。その時はとても混んでいたので、子どもの手をしっかり握って、突然走りだしたりしないように気を付けていました。
その後、てくてくとホームに向かい歩いていると、横から一人の男性が現れ、私たちの前を歩きだしました。
「この人の傘の持ち方あぶないな……」
男性は傘を横持ちし、先端を後ろに向けて歩いていたのです。ヘタしたら傘の先端が子どもに当たるかもしれない。恐怖を感じた私は、男性からできるだけ距離を取るように歩くことにしました。