友達同士でお金の立て替えをすることはよくありますが、トラブルが起きてしまうこともあるようです。知人は立て替えたお金を別のもので返されそうになり、びっくり! 今回は、知人から聞いたエピソードをご紹介します。

身勝手な友達にイラッ!

呆れるA子をよそに、B美は得意げ。「立て替えの金額は4,000円でしょ? 株主優待券は5,000円分割引きされるから、1,000円分お得よ!」と、アピールしてきたのです。
自分勝手な意見にげんなりしたA子は、「株主優待券はB美が使ったら? 私には現金を渡して」と要求しました。
ところがB美は「遠慮しないで。交通費もかかったでしょ? 譲ってあげるから」と、強引に渡そうとするのです。

どっちがケチだ!

「遠慮じゃない、迷惑なの!」と、A子はついにキレました。「使い道に困るからいらない」ときっぱりと拒否し、B美から現金を徴収することに成功したのです。
B美はシブシブ現金を渡しましたが、不満げな表情です。そしてA子に「ケチね」と悪態をついてきました。
「どっちが!? 素直に現金を払わないほうがケチでしょ!」とバッサリ切り捨てたA子。B美も良かれと思って株主優待券を渡してくれたのかもしれませんが、使い道に困るのでは意味がありませんよね。彼女はこの一件で「友達同士でも立て替えをするのはリスクがある」と学んだそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子