令和になって何年もたちますが、今でも昭和のノリで生きている人って案外たくさんいますよね。でも、昔は許されていたことでも今は許されなくなってきています。今回は会社でそれを目の当たりにしたエピソードを友人が聞かせてくれました。
ある年、思わぬ事態に
その年もまた、そんな悪習の飲み会が開催される時期が近付いてきました。
しかし、なんと飲み会直前に取引先の部長がセクハラで訴えられる事態に!
日頃のセクハラ発言や、むりやり飲み会に誘うなどの迷惑行為、女性蔑視の言動などにうんざりしていた女性たちが、ついに反旗を翻して人事部に告発したのです。
もう時代が許しません!
「そろそろ向こうの部長と飲み会の日程の相談をしようかな~♡ あ、新入社員の女の子は全員参加ね!」なんてウキウキしていたAさんは、途端に「自分も訴えられるのでは……?!」とビクビクし始めました。
そして、昔のような昭和のノリはもう今では許してもらえないどころか訴えられるような時代だということを思い知ったのか、それ以降Aさんが新入社員の女性たちを飲み会に誘うことはなくなったのでした。
言っている本人はセクハラまがいの発言が楽しくても、言われている側からしたら苦痛でしかないですよね。こうやって少しずつ改善されていったらいいのですが……。
みなさんの周りには、まだ昭和のノリで接してくる人はいますか? 昭和のノリが悪いとは言いませんが、セクハラの認識や許される範囲は、昔とは変わってきていますので、今の時代に合った接し方をしてもらいたいですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの