結婚後、義家族との価値観の違いに悩まされることは少なくありません。特に金銭感覚の違いは思わぬトラブルを招くことも……。これは筆者の友人・K代から聞いた姑が原因となったゾッとするトラブルのエピソードです。
プレゼント
後日、宅配便で大きな荷物が届きました。中を確認すると、姑が買ったという机・椅子・ランドセルの入学用品一式だったのですが……。
どう見ても中古品だったのです。
机はともかく、ランドセルはかなりボロボロの物。挙句の果てには大きな文字で他人の名前が書いてある状態でした。
姑の価値観
プレゼントを楽しみにしていた息子も、さすがに落ち込んでしまったので、私は夫に相談しました。実際の物を見ると、あまりの質の悪さに夫も驚き、すぐに姑へ連絡してくれました。
姑は「フリマで安かったのよ! どうせすぐに使わなくなるんだから良いでしょ!」と全く悪びれる様子もありませんでした。
家で使うものならともかく、一度しかない小学校の入学準備でこんなボロボロの物を贈ろうとした姑の価値観には、どうしても納得できなかったのです。
処分
息子は楽しみにしていたランドセルや机がボロボロだったことで、ついには泣き出してしまいました。夫も「こんなの、●●(息子)がかわいそうだよな」と言い出したので、結局全て処分し、新しい物を購入することに……。ちなみに姑はこのことを知りません。
せっかく贈り物をするのに、相手を落ち込ませてしまうほどの節約精神は、私には理解できません。
もったいないという気持ちはわかりますが、時と場合によりますよね。入学式にはきっと新品を買ったことがバレると思いますが、そのときはきちんと話をしようと思っています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K