その昔、友人の紹介で出会った男性と交際していた私。優しくイケメンな彼にゾッコンだった私は「いつかは結婚したい!」を目標に、彼に尽くしていました。例えば「デートで何を食べたい?」と聞かれた際には、自己主張はせずに「好き嫌い無いから、何でも良いよ!」のスタンスを取っていたのです。
実際、何でも美味しく食べられるので、彼に「聞き分けの良い女性」という印象を与えたかったのです。そして「順調に進んでいる」と踏んでいた交際半年後、事態は予想外の展開を迎えたのです――。