時には、人の幸せを喜べないこともありますよね。ただ、それを表に出すべきではありません。今回は、筆者の知人Aさんの「ママ友トラブルエピソード」をご紹介します。

Bさんの本音

後日、幼稚園のお迎えの時に、別のママ友から「Bさんと何かあった?」と聞かれたAさん。「ちょっと、お腹の子の性別のことで色々言われちゃって……」と正直に打ち明けました。

すると、そのママ友は「あ~。それね、羨ましがっているんだと思うよ」と言うのです。どういうことか分からなかったAさんは、詳しくママ友から話を聞くことにしました。

「Bさんは三人兄弟のママでしょ。でも本当は女の子が欲しかったんだって。産み分けとかも頑張ったらしいんだけど……。それで、女の子ママには風当たりが強いのよ」

Aさんは、ママ友からBさんの本音を聞いて納得しました。Bさんが掛けてきた言葉は、自分に言い聞かせていたことなのかもしれないと。

Aさんは、お腹の子が女の子だったことを決して自慢したりはしませんでした。ただ、Bさんにとっては羨ましくて仕方がなかったのでしょう。

だからと言って、人を否定したり嫌味を言ったりするのはまた別の話。人の幸せに嫉妬して、自分の評価を下げるような行為はしたくないものですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる