家具の購入の失敗で多いのが、サイズミスです。サイズ確認を怠ると、家具が部屋に入らないことも……。知人のA子はテーブルを購入する際にきちんとサイズを確認したのに、失敗してしまいました。その理由とは何だったのかA子から話を聞きました。

こんなはずじゃなかった!

購入後、実際にダイニングにテーブルを置くと、A子は違和感を抱きました。
「あれ? なんか部屋が狭くない……?」
テーブルを設置できたものの、余裕がなくギュウギュウに。空間の余白が少ないため、部屋が窮屈に感じるのです。
A子が確認したのは、ダイニングの広さとテーブルのサイズだけ。余白のことは考慮に入れていませんでした。

スペースに余裕がないため、テーブルの横を通ると足の小指をぶつけてしまいます。しかも高確率で。急いでいる朝は何度も小指をぶつけて、悶絶することになりました。
ワクワク気分から一転、ガッカリ家具になってしまったのです。

来客時もアタフタ

来客時はさらに大変なことになってしまいました。
椅子に人が座るとさらに部屋が狭くなり、通路がふさがってしまうのです。
「ごめん、ちょっと通して!」を何度も言うことになり、イライラを募らせるA子。面倒なときはテーブルの下をくぐって通るようになってしまいました。

A子が失敗した原因は、実際に使うシーンや動線を想像していなかったこと。サイズだけで購入を決めるんじゃなかった! と後悔したそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子