友人から聞いた話です。友人の娘さんは、小さなころからかなりの怖がりでした。
何でもかんでも怖がり過ぎな事を心配していたため、少しでも耐性がつくかと思って子供向けのもので、あまり怖くなさそうなお化け屋敷に行くことになりました。そこから予想もしない方向に話は進み……?

お化け屋敷には本物のお化けがうじゃうじゃいるという噂を聞いた事はありました。
そして今までも娘さんは何度も「おばけを見た」と言うことがありましたが、正直言うと別のものを見間違えたのではと思い信じていませんでした。
しかし、今回あまりに真剣に言う娘を見て見えないながら怖くなってしまい、友人自身もお化け屋敷に入ることが出来なくなってしまいました。娘に対しても疑って申し訳なかったと思っているそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
ltnライター:Yuki.K