結婚は家同士が繋がることだと言われます。育ってきた環境や価値観の異なる家庭で育った人同士が理解し合うことは難しいのかもしれません。これは筆者の友人・Kから聞いた、激情型の姑が起こしたトラブルのお話です。

古い価値観

私は結婚を機に、生まれ育ったK県から夫の地元であるG県へ引っ越しました。
姑はとにかく『家』ということを重要視する人で「嫁にもらった」「●●家に嫁いできた」など、古い価値観を振りかざす人でした。

私はなぜか姑に毛嫌いされていて、結婚当初からさんざん嫌がらせを受けていました。
姑は自分の思い通りにならないと気が済まない人なので、姑の古い価値観に合わせなければものすごい勢いで文句を言われていたのです。

実家

私の実家はK県にあり、体調の良くない母が1人で住んでいました。
結婚前は近くに住んでいたので頻繁に様子を見に行っていたのですが、車で2時間ほどかかる距離へ引っ越してしまったので、週末にドライブがてら実家へ行くようにしていました。

そんなある日、いきなり姑から電話がかかってきて、頭ごなしに怒鳴られたのです。

「あなた、嫁いできたのに毎週実家に帰ってるって本当なの?」
「あなたは●●の家に嫁いできたんだから、自分の実家ばっかり優先するんじゃないわよ!」

あまりの言いがかりに腹が立った私は「どちらを優先するとかじゃありません! お義母さんはまだ元気だけど、うちの母は具合が悪いから見に行っているだけです!」と言い返して電話を叩き切りました。