出産を経験したことのない独身にとって、友人への出産祝いは悩みの種です。中には良かれと思って贈ったものが全く喜ばれなかった……なんて人も。今回は私の友人A子から聞いた、出産祝いに〇〇をあげて大失敗した話を紹介します。
B子からクレームの電話が……
直接渡すことができなかったため、郵送で出産祝いを贈ったA子。出産祝いが届くころ、B子から連絡が入りました。
B子からお礼の電話かと思って出ると、「飲みたいのに飲めない!」「ちょっと考えたらわかるでしょーー!」と大クレームの電話だったのです。それもそのはず、B子は母乳で赤ちゃんを育てており、アルコールはまだ控えていました。産後はホルモンが乱れると言いますが、そのせいもあってかB子は相当お怒りの様子。
母乳のことまで頭が回らず……
独身で親戚にも赤ちゃんがいないA子。出産に関する知識もあまりなく、赤ちゃんを産んだら禁酒は終わりだと思っており、母乳のことまで頭が回らなかったのです。
怒りの収まらないB子には、「卒乳したら飲みたいだけビールをおごる!」ことを条件に許してもらったA子でした。
出産祝いとしてA子が贈った瓶ビールのセットは、B子の実家や義実家へおすそ分けしたとのこと。可愛い赤ちゃんの顔写真付きの瓶ビールは親たちから大人気だったそうで、後日B子から改めてお礼の連絡が入ったそうです。
しかし、「卒乳したら飲みたいだけビールをおごる!」という約束はいまだに有効。卒乳はさみしい気持ちにもなるかもしれませんが、ビールを飲むという楽しみがあるのはいいことですね!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K