お土産選びは、旅行の楽しみの一つですよね。お土産は旅行の思い出のおすそ分けができますが、選び方に失敗すると相手を不快にさせることもあるようです。今回は、友人へのお土産選びに失敗した私のエピソードをご紹介します。

微妙な反応の理由が判明

後日になって、A子の微妙な反応の理由が判明しました。共通の友人のB美が、A子がそのとき婚活に行き詰まって悩んでいたことを教えてくれたのです。
A子は何人か男性と会いましたが、希望と合わず断ったり、気になる相手からは断られたり。恋愛経験もそれなりにあったA子は婚活をすればスムーズに結婚にたどり着けると思っていましたが、予想に反して難航していたようです。

「もう自分は結婚はできないのでは」「このまま婚活を続けて意味があるのか」と思い悩んでいたタイミングで、脳天気に縁結びのお守りを渡してしまった私。
A子は「なんで結婚できないの?」「もっと頑張れ」と言われたような気分になり、傷つけてしまったようなのです。B美から苦言を呈されてしまいました。

良かれと思ったのに傷つけてしまった!

良かれと思って選んだお土産で、友達を傷つけてしまうとは……。決して悪気はなかったけれど、B美から事情を聞いて、無神経だと思われても仕方がなかったと反省しました。
頼まれてもいないのに、お守りといったデリケートなものはお土産にすべきではなかった、と大後悔。かといって、A子に謝るのもまた無神経だし、しばらくギクシャクしてしまいました。

それ以降、お土産はお菓子を選ぶことに決めました。無難ですが、安心して渡せますよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子