親しい人のお誕生日付近に会うことになれば、誕生日プレゼントを用意しておこうと思う人が多いのではないでしょうか。今回は私の知人Aさんから聞いた、好意で用意した誕生日プレゼントが意外な展開を迎えてしまったお話です。

友人の子の誕生日

Aさんは学生時代からの親友が新築一戸建てに引っ越したと聞き、お祝いに行く約束をしました。

「あ、もうすぐお誕生日じゃん」
カレンダーを見ると、お祝いに行く日はちょうど親友の娘の6歳のお誕生日でした。なぜ覚えているかというと、Aさんは6年前に親友が出産した病院で、看護師として勤務していたからです。

生まれたての頃に会わせてもらったことから、親友の娘はAさんの中でも特別な存在でした。
「プレゼント買って行こっと」
Aさんは親友の娘のために、ささやかなプレゼントを買って行くことにしました。