成長過程の1つだとわかっているけど、親にとっては辛い反抗期。筆者の知人Aさんの息子Dくんも反抗期になり生意気な態度を取ることが増えたんだそうです。「ごはんが美味しくない!」そう言ってごはんを食べようとしないDくんに、Aさんは「だったら自分で作ってみな」と返しました。さて、Dくんはどうしたのでしょうか? Aさんから話を聞きました。
料理は難しいと実感した息子
最初こそネットでレシピを検索して張り切っていたDくんですが、レシピには料理用語がどんどん出てきます。
「いちょう切りって何?」「塩少々ってどんくらい?」
いちいちAさんに質問をしてきます。結局、母親の助けなしに料理は作れなかったDくんは、母親のありがたみを実感することになりました。
「料理ってこんなに大変なんだね。いつもありがとう」
反省し、感謝の言葉を伝えてくれたDくんなのでした。
まだまだ続くぞ反抗期
料理に関しては反省してくれたDくんですが、これで反抗期自体が終わったわけではありません。相変わらず反抗的な態度が続いています。
いつ終わるかわからない反抗期に心が折れそうになることもあるAさんですが、時にはキレながらも大変な時期を乗り越えていきたいと思っているとのこと。
母親だって完璧な人間ではありません。強い言葉をぶつけられたら、悲しくもなるし言い返したくもなります。子どもと一緒に成長していきたいと願うAさんなのでした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶