職場にいつも優しい言葉をかけてくれる人がいると、それだけで安心感がありますよね。そんな人だからこそ、『優しさとは違う』一面を見てしまったときの衝撃といったら……。今回は優しい先輩からショックすぎる発言をされた、という知人から聞いたエピソードをご紹介します。
いつも助けてくれる優しい先輩
私は事務職をしています。
忙しい職場なので、たまにピリピリした空気になることもありますが、そんなとき先輩のAさんがいつも助けてくれました。
Aさんは50代くらいの男性なのですが、穏やかでとにかくとても優しい。
20代の私にも歳の差があっても関係なく丁寧に話してくれ、何かと「女性だからね」と助けてくれる人でした。
上司から理不尽に怒られ落ち込んでいると
ある日上司のミスを押し付けられるような形で、理不尽に怒られたことがありました。
くやしくて腹が立って、とりあえず気持ちを落ち着けようと自販機スペースで飲み物を飲んでいたときです。
たまたま飲み物を買いに来たAさんがやってきて、
「元気ないね、どうしたの?」と声をかけてくれました。
Aさんの優しさに思わず「実は……」とさっきの出来事を話します。
「うんうん」と聞いてくれていたAさんは、いつもの優しい口調で
「それは女性なんだから仕方ないよ。」と言いました。
まさかの衝撃発言で意外な一面が
あわよくば「つらかったね、嫌な思いしたね」と優しい言葉をかけてもらいたいと期待していた私には予想外の言葉でした。
そしてどうしても「女性だから」という言葉がひっかかり、
「女性だからとは、どういうことですか?」と聞き返してみました。