良かれと思って親切心で行動したことが、裏目に出てしまうことってありますよね。特に、慣れない環境だと思い込みでやらかしてしまうことも少なくありません。今回は筆者の友人がアルバイト先で味わった苦い経験を聞かせてくれました!

豪雪地帯でアルバイトをすることに

これは私が大学生時代のアルバイト中に経験した出来事です。

その年の冬休み、私はサークルの先輩の紹介で、休みの間だけ地方の旅館で住み込みのアルバイトをすることになりました。
旅館は東北の豪雪地帯にあり、九州出身の私にとってはまさに未知の世界。
見たこともない雪景色にテンションは上がり、張り切って仕事に臨んだのですが……

ふと目に留まったのは

働き始めてすぐの頃、まだできる仕事が少なかった私は主に厨房で雑用係をしていました。

ある日の勤務時間中、ゴミを捨てに従業員用の通用口から外に出ると、通用口の前だけ雪かきが追いついていないことに気がつきました。

お客様が使う正面玄関はもちろん雪かきをしていましたが、繁忙期で従業員用の通用口にまで手が回らなかったのでしょう。
「これではみんな困るだろうな」と思った私は、機転を利かせて【ある行動】に出ることに!

良かれと思って撒いたのは……

私は厨房からお湯を持ってきて入口前に撒き、雪を溶かしました。
そしてそれを何度も繰り返し、通用口の前の雪がだいぶ少なくなったところで、満足して厨房に戻りました。

この時は、「気が利くところをアピールできるかも」なんて、軽く考えていたのです。
自分の行動がとんでもない事態を引き起こすことになるとは思いもしませんでした。