多くの子どもに成長の過程で訪れる反抗期。子どもが反抗期を迎えると「あんなに可愛かったのに、こんな態度を取るようになるなんて……」と落ち込んだり苛立ったりする親御さんも多いのではないでしょうか? 今回は筆者の友人が、反抗期の息子とのエピソードを聞かせてくれました。

怒った息子が起こした行動とは?

それから2時間ほどたったころ、息子がリビングのドアを乱暴に開けて入ってきました。
(まだ拗ねてるの? 面倒くさいなぁ……)と内心ため息をついていると、息子は私に向かってこう言いました。

「おい母さん! 晩飯はばあちゃんのところで食うからいらん! 2時間くらいで帰ってくる!!」

そして息子はプンプン怒ったまま、すぐ近所の私の実家へと出かけていったのでした……。

気長に見守ろう!

「出掛ける時は親にちゃんと行き先を告げてから」というのは、我が家で決めているルールです。

どんなに喧嘩していてもそのルールを守ってくれる几帳面な性格の息子に、「まだまだ可愛いところもあるなぁ」と思わず怒りも忘れてクスッとしてしまいました。

これから先、もっと反抗的な態度を取られて悲しくなったり腹が立ったりもするでしょうが、それも成長の証と思って気長に見守りたいものです。

まとめ

親に対する信頼が根底にあってこそ、きつい言葉で言い返してきたり反抗的になったりするのかもしれませんね。
親としては忍耐力を試される期間ですが、こんな親子関係ならきっと、反抗期も無事に乗り切ることができるはずです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの