これは私が実際に経験した「義母による有難迷惑エピソード」。義母が私の産後にしてきた、とんでもないお節介のお話です。
面識のない人からのご祝儀
私が出産した時の話です。産院にやって来た義母はご満悦の様子で、「プレゼントがあるのよ」と一枚のご祝儀袋を私に差し出しました。
私は義母からの出産祝いだと思ったので、「お義母さん、お気遣いありがとうございます」とお礼を言いました。
しかし、ご祝儀袋の表書きをよく見ると「○○株式会社 取締役社長××」と知らない会社の社長の名前が……。そこで私は義母にこう尋ねました。
「あの、失礼ですがこの方は?」
すると義母は自慢げに答えたのです。
「取引先の社長からご祝儀をもらったのよ。良かったわね!」
私は困惑しつつも、義母に渋々お礼を言いました。
義母「あなたたちのためよ」
義母は私が喜んでいないと気付き、ムッとしてこう言いました。
「あら? 嬉しくないの? あなたたちがお金に困ると悪いと思って、社長にご祝儀をお願いしたの」
私は義母の発言にびっくり仰天! 義母が自らご祝儀をお願いしたなんて、カツアゲと同じ行為ではありませんか!? 恥ずかしすぎて、ご祝儀をいただいた社長に合わせる顔がありません……。
内祝いを急かされモヤモヤ
「すみません。お会いしたことがない方なので、ご祝儀を快く受け取っていいか分かりません」
私は義母に正直な気持ちを伝えました。すると「どうでもいいから受け取って」と言う義母は、さらにこんなお願いをしてきたのです。
「あと私のメンツにかかわるから、社長にお礼状をすぐに書いてもらえるかしら? あと何か内祝い送っておいてね!」
産後間もない私に対し、無神経すぎる義母。 私は困惑しましたが、常識として平凡なカタログギフトに、定型文のお礼状を添えてお返しすることにしました。