奥が深いお洒落の世界には、耳寄り情報も数多く存在しています。ですが、お洒落に関するアドバイスも行き過ぎると、食傷気味となりますよね……。
オマケに本人が気に入っているスタイルを否定されたとしたら、尚更でしょう。
今回は知人女性から聞いた、とあるママ友の押し付けエピソードを紹介しますね!
オマケに本人が気に入っているスタイルを否定されたとしたら、尚更でしょう。
今回は知人女性から聞いた、とあるママ友の押し付けエピソードを紹介しますね!
見た目よりも大切なこと
そんなある日、同じ組のママ友全員で集まることとなり、そこにSも参加しました。
始めの内こそ静かなSでしたが、美人ママ友Kの鞄を見た途端、このような発言をし始めるではありませんか。
「Kさん、今日はメイクも服装も完璧だけど、その鞄は頂けないわね。もう少し色を揃えたらどう?」
「また始まった」と呆れ気味のママ友達でしたが、そこでKは穏やかに返答しました。
「Sさん、アドバイスありがとう。でもね、この鞄は母からのプレゼントで、私にとって大切な物なの。時には見た目より大切なものがあるって、私は思うわ」
Kの言葉を聞いた途端、Sは恥ずかしそうに赤面しながら「その通りだわ。ごめんなさい」と言い、それ以降、ファッションアドバイスの押し付けは行わなくなりました。
お洒落は何よりも、本人が身につけたい物を選ぶことが大切という基本を、Sもこれを機に思い出してくれたのでしょうね。
それから心を入れ替えた彼女の元には、また前のように多くの友人が集まるようになったといいます。
まさに、最高のハッピーエンドなのでした!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:六条京子