子供は健康に生まれてきてくれるだけで幸せなこと。しかし、いまだに「第一子は男の子であるべき」という古い考えを押し付けてくる人がいます。今回は、筆者の知人Aさんから聞いたエピソードをご紹介します。
救世主が登場し、義両親は大慌て!
そのとき、ドタドタドタ! と、急いで階段を降りてくる音がしました。
「ちょっと、 Aちゃんと赤ちゃんに失礼でしょ! いいかげんにしなさいよ!」
たまたま義実家に来ていた義姉が、二階で話を聞いていたのです。居てもたってもいられなくなった義姉は、義両親にこう告げました。
「じゃあ私は生まれてきてガッカリしたんだね。お嫁に行った私は家族じゃないってことか。もう来ないわ」
これに義両親は「そ……そんなことあるわけないじゃない!」と大慌て。義両親の焦る顔に、Aさんは「義姉さん、グッジョブ!」と心の中で叫んだのでした。
まとめ
今回は、助っ人に義姉さんが登場してくれたおかげで、義両親に一泡吹かせることができました。
ただ「女の子は残念」と実の両親から言われた義姉さんの気持ちを考えると、切なくなってしまいます。男の子でも女の子でも子供や孫は可愛いもの。義両親には、これを機に自分の考え方を改めてもらいたいものです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる