住宅は人生で一番大きな買い物といえます。頭金を入れるにしても、住宅ローンの審査を受けることがほとんど……。筆者の友人・Mは、住宅ローンの審査で思わぬ借金の指摘を受けて、驚いたそうです。思わぬ借金の正体とはいったい何だったのかMから話を聞きました。
ftnews.jp

思い切って……

私は共働きで家計を支えています。
住んでいたのは賃貸のアパートだったのですが、子どもが産まれたことを機に夫と相談し、ちょっと背伸びをして一戸建てを購入することにしました。

夫の収入だけでは心もとないということになり、私の収入も合算して住宅ローンの審査を受けることになりました。

厳しい条件

住宅メーカーの担当者から言われたのが「借金があると審査に通りにくくなります。今思い当たる借金は何かありますか?」ということでした。
私名義では金融機関などからの借り入れはなかったのですが、夫名義では車のローンがありました。

「できればご親族の方などから一時的にお金を融通してもらって、車のローンを完済できると良いんですが……。」

どうやらローンなどの借金があるということはマイナス要因で、合算しても審査がギリギリであると思われていた私たち夫婦は、厳しい条件をクリアしなければいけなかったのです。