「これ、する必要ある?」と不満に感じつつも、周りの雰囲気に流されて従っている<謎ルール>はありませんか? みんな文句も言わずやっている姿を見ると、なかなか指摘しにくいですよね。これも、そんな<謎ルール>に従っていた、筆者の友人から聞いたお話です。
地方の企業であった<謎ルール>
これは、友人の職場にあった<謎ルール>のお話です。
就職活動を経て、地元の企業に事務員として就職した友人。
先輩や同僚はみんな優しく、気持ちよく働けていました。
しかし、1つだけ、どうしても納得できないことがあったのです……。
男性上司限定の業務
それが、<男性上司のためにお湯を常に沸かしておかなければならない>という謎ルール。
入社早々、先輩女性から教わったときには、なかなか受け入れられませんでした。
正直、《なんで私が用意するの?》という気持ちでいっぱいだったからです。
それもそのはず、部署に男性上司は数人いるものの、お茶を飲むのは1日1回あるかないか。
それなのに、いつでも熱いお茶が飲めるようにと沸かしておくのは、電気代がもったいないと感じたからでした。
みんな従っていたのでなかなか指摘できず……
さらに、1時間おきにお湯を捨てて再度沸かす必要も。
それを全て、女性社員がやるということにも不満しか感じませんでした。
しかし、【ルールだから】との言葉に抗うのも気が引けていて。
先輩女性たちは当たり前のように従っていたのも、言い出しづらい原因でした。
それなのに新米の私が指摘するのは……と不安だったからです。
そのため、忙しいときでも合間を縫ってお湯を沸かしていました。
何度も、男性上司が飲まずに捨てていたとしても。
それでも【ルールだから】と言い聞かせて沸かしていました。
しかし、<謎ルール>が当たり前になってきた1年後、変化が訪れたのです!