《ジェンダーレス》という言葉が広く浸透してきた今もなお、性差別発言をしている人が一定数いますよね。ただ主張しているだけならまだしも、思想を押し付けてくる厄介者もいるようで……。これは、筆者の友人A子から聞いたお話です。
娘が爽快に言い返してくれた!
障害物リレーで、娘はぶっちぎりで1位に。
夫とともに娘をたくさん褒めていると、またもB美の小言が爆裂。
「やっぱりやんちゃで男の子みたい」
「女の子らしくなるよう教育しなきゃダメでしょう」
頑張った娘を否定するような発言ばかり。
さすがにイライラしたので、言い返そうとすると……。
「私は私だもん」
「私は私が好きだからいいんだよ?」
「なんでいつも比べてくるの?」
娘がズバッと正論をぶつけてくれたのです!
これにはB美もタジタジに。
「そ、それなら別にいいわよね」
とそそくさ立ち去って行ったのです。
私と夫は顔を見合わせたあと
「そんな娘ちゃんが大好きだよ!」
とたくさん娘を褒めました。
娘は《へへっ》と嬉しそうに笑っていました。
男の子だからとか、女の子だからとか、決めつけるのはよくないですよね。何か理由があったのかもしれませんが、その後、B美からは小言を言われることもなくなり、娘同士も仲良く遊んでいます。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい