お客さんにとってアパレル店員はファッションのプロです。働いている以上、いつでもプロ意識を忘れずにいてほしいものですよね。というのも、最近筆者の友人が【とんでもないアパレル店員】に遭遇してしまったそうなのです。今回は友人に聞いたその時のエピソードをお届けします!
気になる服を試着していると
友人のA子は先日、都内のショッピングモールの中にあるアパレル店を訪れました。
雑誌に載っていて一目惚れした服を、実際に試着してみたいと思っていたのです。
無事にお目当ての服を見つけ、店員に声をかけて試着室に入ったA子。
平日で暇な時間帯なのか、A子のほかには店員2人が店内にいるだけでした。
「今のお客様……」失礼すぎる!
A子が試着室で服を脱いでいると、店員の話し声が聞こえてきました。
本人たちは小さな声でしゃべっているつもりなのでしょうが、試着室はカーテンで仕切られただけの空間なので結構しっかり聞こえてきます。
A子がつい耳をすませて聞いていると……
「今のお客様、顔は結構可愛いのにスタイルはいまいちで残念な感じだよね~」
「だからなんとなくパッとしないのかな? 結婚指輪もしてないし、もしかして必死に婚活中とか?」
店員たちはなんと、A子の陰口を言っていました!
そこへ現れたのは?
怒りを通り越して、悲しくなってしまったA子。
せっかく素敵な服を買いたくてわざわざお店までやってきたのに、もはや購買意欲もなくなってしまい、しょんぼりと試着室を出ました。
まさかA子に陰口を聞かれているとは思っていない店員たちは、試着室から出てきたA子を見るとパッと笑顔になって、「いかがでしたかぁ~?」と無邪気に聞いてきます。
「あんまり似合わなかったので、いいです……」とA子が服を返していたとき、ちょうど店の入口から長身のイケメンが颯爽と現れ、「A子!」と声を掛けました