これは、昔友人の結婚式に出席したときの体験談です。披露宴で余興を頼まれていた私たちは、可愛いサンタに変身して替え歌を歌うことになっていたのですが……?
ちょっとそれ大丈夫??
友人のうちの1人、Aちゃんのサンタの衣装が明らかにセクシー過ぎました。露出が高めのかなり攻めた過激なコスプレに近かったのです!!
これには一同啞然としてしまいましたが、1番驚いていたのはAちゃんでした。
仕事が忙しく準備がギリギリになってしまい、ネット通販で購入した衣装は当日までよく確認せず試着もしていなかったそうです。
どうしよう? となりましたが、式場の方にも打ち合わせでサンタの衣装で登場すると伝えていたので、ここはもう押し切ってやるしかありません。
更衣室から出てきた私たちを待っていた式場の方も、Aちゃんの姿に固まっているようでした。
セクシーサンタの登場で披露宴会場は……
司会者の「続いては、新婦Tさんの友人、可愛いサンタさんたちの登場です!」の紹介とともに登場した私たちでしたが、やはり会場の目はAちゃんのセクシーサンタに釘付けです。
笑顔と拍手で迎えた新郎新婦の表情も一瞬でぎょっとしました。
おまけに、お酒が入って若干酔っぱらっている親戚のおじさんたちからひやかしの声がかかり、
クリスマスの演出のミラーボールがさらに変な雰囲気を醸し出していました。
そんな雰囲気の中、披露宴に似つかわしくないセクシーサンタとともに、「赤鼻のトナカイ」の替え歌を何とか歌い切ったのは今でも忘れられない笑い話です。
そして、誰よりも恥ずかしかったAちゃんはそこからほとんど食事も喉を通らず、もう二度とサンタにはならないと言っていました。仕事が忙しかったのはわかりますが、事前に試着しておいたらよかったですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kumi.M