タクシーに乗ったとき、スピードの出し過ぎや運転の荒さにヒヤッとした経験はありませんか? 今回は私の友人A子から聞いた、車間距離をつめまくるタクシー運転手の話をご紹介します。
車間距離をとるようお願いするも……
車間距離が狭いので、後部座席に乗っているA子も終始安心できずヒヤヒヤ。ブレーキをかけるときも「カックン」となるのも気になりはじめ……。あまりに不安になったA子は、「運転手さん、車間距離をもうちょっととってもらえますか?」とお願いしました。
すると、タクシー運転手は面倒くさそうに「はいはい……」と頭をペコペコしながら言うだけ。それでも、少しは意識して車間距離をとり始めたかと思ったのですが……。いつのまにか、また車間距離が狭くなっていきます。
ほーら、やっぱりな……!怒
案の定、信号で停まった際に前の乗用車に接触してしまいました。タクシー運転手は「あー!」と声を上げますが……。「ほーら、やっぱりな!」と思ったA子でしたが、事故処理の前にさっさと清算してもらい、その場でタクシーを降りました。
現場から自宅までなんとか歩いて帰れる距離だったのが、不幸中の幸い。しかし仕事で疲れているのに予想外に歩かされ腹が立ったA子は、翌朝タクシー会社に電話し、怒りのクレームを入れたのでした。
タクシー運転手の機嫌が悪かったのか、緊張していたのかは分かりませんが、運転を仕事にするのであればせめてお客様を安心させられる運転技術を身につけてほしいものですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K