恋する乙女にとって、バレンタインは絶好の告白チャンスの日。どんな結果になったとしても、大好きな人に思いを伝えるため勇気を出した女の子たちは本当に素敵ですよね。今回は、筆者の友人M子から聞いた、バレンタインにまつわる嘘のような本当の胸キュンエピソードをご紹介します。

胸が痛むけど「本当のことは絶対に言えない!」

他人からすると、学生時代のかわいいエピソードなのですが……。

M子にとっては、苦い思い出です。

毎年バレンタインが近づくと「高校生の時のM子は、僕の家までチョコ届けてくれたよね。あの時は、緊張しすぎて泣いてたでしょ。あぁ可愛かったなぁ」とご主人が嬉しそうに言ってくる度にM子は、胸が痛みます。

「本当は、本命にフラれて失恋したあと、ヤケになってゴミ箱に捨てようとしたチョコを偶然、目の前に現れた同級生に押し付けただけ!」なんて口が裂けても言えませんよね。
ご主人と幸せになってくれてよかったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子