恋する乙女にとって、バレンタインは絶好の告白チャンスの日。どんな結果になったとしても、大好きな人に思いを伝えるため勇気を出した女の子たちは本当に素敵ですよね。今回は、筆者の友人M子から聞いた、バレンタインにまつわる嘘のような本当の胸キュンエピソードをご紹介します。

本命の先輩が、女の子と手をつないでいた!

当時、高校生だったM子。

バレンタインの日、サッカー部の先輩に本命チョコを用意していました。

部活終わりの先輩がひとりになるタイミングで、チョコを渡そうと待っていると、なんと憧れの先輩が女の子と手を繋いで帰宅しているところを目撃してしまったのです。

ゴミ箱にチョコを捨てて帰ろうとしたが……

M子は、物陰にさっと隠れ2人が通り過ぎるのを待ちました。

気づくと自然と涙がポロポロとあふれてきました。

あまりのショックで、目的もなくさまようM子。

すると、ふとアパートの前に置いてある自動販売機の隣のゴミ箱に目が行きました。

「もうどうでもいいや……」と、チョコを捨てて帰ろうと、ゴミ箱に向かって歩き出したM子。

その様子をアパートの階段から見つめている男性がいたのです。

たまたま現れた同級生に、黙ってチョコを渡す

目があった瞬間、彼は急いで階段をおり、M子の元にやってきました。

目の前に現れたのは、クラスメイトのKくん。

M子は心の中で「これ家に持って帰ってもどうせ捨てるし」と思い、持っていたチョコを黙ってKくんに渡して帰ったのです。

1ヶ月後のホワイトデー、KくんはきちんとM子へお返しのクッキーを用意していました。

そして、M子に告白し、なんと2人の交際がスタートしたのです!

その彼が……M子の今のご主人!