筆者の知人Aさんから聞いたお話です。Aさんは1歳の息子を育てるママ。歩き始めた息子を連れてのお出かけはとても大変で、いつも苦労をしていました。ある日、息子と一緒に電車に乗る用事があり、大人しくしてくれるかドキドキ。ですが、無事乗り込んだ電車内でAさん親子を見つめる人物がいて……!?
Aさんが鋭い視線だと感じていたものは、いつ声をかけようかとタイミングを見計らっていた眼差しだったのでした。
息子のファーストシューズを拾ってくれた女性に感謝しかないAさん。子連れだと注意されてしまうこともありますが、優しい世界をもっと信じてみたい気持ちになったのでした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:セキザワ アイ
ltnライター:安藤こげ茶