子どもはお菓子に目がありませんよね。自分が孫に会いたいがために、お菓子を武器にして孫をつる姑がいるようで……。今回は私の友人A子から聞いた、お菓子で孫をつっていた姑のお話を紹介します。
甘いものに目がない姑
敷地内同居をしているA子の姑はチョコレートや羊羹、飴など甘いものが大好きです。姑は隣に住む孫に毎日でも会いたいほど孫フィーバー中。子どもが好みそうなお菓子もたくさんストックしているため、A子の2人の息子たちはお菓子目的で義実家に常に行きたがります。しかも、お菓子が見えるところに置いてあるのでまた厄介……。
息子たちはお菓子を食べ過ぎてしまうとごはんを食べなくなるので、A子はあらゆる手を使ってごはん前には義実家に行かせないようにしていました。すると、晩ごはんを全部食べてお風呂に入ったら息子たちだけ義実家に行くというルーティーンがいつの間にか出来上がってしまいました。息子たちはお菓子を食べる際に姑から「ちゃんとママに歯磨きしてもらわないとだめよ」と言われているようでした。
直接姑に物申す!
しかも、息子たちは義実家で毎日1個ではなく、複数個のお菓子を食べていることが判明。さすがに夫から「甘いものを与えすぎないでほしい」「見えないところに隠しておいて欲しい」「あまり買ってこないでほしい」とことあるごとに姑に伝えていましたが、姑は聞く耳を持ちません。こうなったらもう、自分から直接姑にお願いするしかないと思ったA子。
「お菓子をもらえるのはとってもありがたいんですけど、すっごいたくさんもらえるので、子どもが虫歯にならないか心配で……。晩ごはんのあとにお菓子を食べたときだけでいいんですけど、歯磨きをすぐやってもらえると助かりますー。」とA子は姑にお願いしました。すると、普段面倒なことは避けたがる姑が意外にも「いいわよ!」と快諾してくれたのです。