「早く結婚したい」 という一心から、わき目も振らず焦りすぎると、相手選びに失敗してしまうかもしれません。今回は、道を踏み外し、取り返しのつかないことになってしまった筆者の知人A子のエピソードをご紹介します。

幸せは長くは続かず

しかし、その後A子は大変な思いをすることになります。前妻への高額な慰謝料の支払いに加え、B男は多額の借金を抱えていたのです。その内容はギャンブルによるものがほとんどでした。

さらに「女遊びは男のたしなみ」という考えだったB男は、家を空けることもしばしば。外で他の女性たちとイチャイチャしてばかりいたのです。

前妻がすんなり離婚したのも、こうしたことが原因だったのでしょう。

最低すぎる男との結婚生活

その後、略奪婚したA子は退職するも、夢見る専業主婦にはなれませんでした。B男の収入は慰謝料や借金返済でほぼ尽きるので、A子は泣く泣く夜の商売で生活費を稼いでいます。

一方、人の目を気にしないB男は、仕事を続けながら自由に遊び惚けているんだとか。

A子がB男に文句を言っても、「お前も既婚者を奪ったんだから同類だろ? 結婚してやったんだから、俺の行動に文句を言うな」と聞く耳を持ってくれないそうです。

人様の夫を奪っておいて、自分だけ幸せになろうなんて無理がある話。 二人の夫婦関係がいつまで続くのかは、時間の問題ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる