他人に物をねだるクレクレママ。中には意外なものをクレクレする人もいるようです。今回は友人から聞いた、ちょっと変わったクレクレママのエピソードをご紹介します。

クレクレママを黙らせた一言

不正だと指摘されたA子は「ケチね! このくらいみんなやってる!」とゴネましたが、B美が「それなら税務署で働いている妹に脱税じゃないか聞いてみるね」とにっこり。
するとA子はだんまりを決め込みました。本人もアウトな行為だと自覚していたのです。

B美に続いて領収書の譲渡を断るママ友が増え、A子のクレクレ攻撃は自然に減っていきました。
ちなみにB美の妹は、税務署で働いてはいましたが、短期のアルバイトで、税の知識はゼロだったそうです。確かに嘘は言っていないけれど……。B美の大胆さに驚いてしまいましたが、クレクレ攻撃がなくなってよかったですね。

もちろん、事業に関係のないプライベートの食費は、経費に計上することはNG。他人の領収書をもらって経費にするのは、脱税行為にあたるでしょう。税務調査でバレるバレないの話ではなく、誰かに聞かれてもきちんと答えられるような帳簿付けが大切です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子