世の中には嫁姑関係の悪化に悩む人たちもいるでしょう。私の友人A子はそんな女性の1人。姑とは良好な関係を築けていると思っていたA子でしたが、実は姑には裏の顔があり……!? 今回はA子から聞いた、姑の話をご紹介します。
逆に姑にお願いされるばかりで……
結局娘が生まれてから1年近くたった今も、姑が娘を預かってくれたことは一度もありません。
にもかかわらず、「スーパーに連れて行ってくれる?」「粗大ごみの処理手伝ってほしいんだけど」など、姑は自分のお願いばかりを夫に押し付けてくる始末。夫は週末義実家に借り出され、姑の召使のような状態になってしまっています。
引っ越しを勧めてきた本当の理由……
A子は今頃になって、姑が自分の近くへの引っ越しを勧めてきた本当の理由を悟りました。
それは、「年老いた自分の介護やサポートをしてもらうため」だったのです。長男である夫やその嫁であるA子が中心となって姑のお世話をしなければならないのは、ある程度理解していたつもりでした。しかし、自分はサポートする側だと主張していた姑に裏切られた気持ちになったA子でした。
子育ての大変さを知っているはずの姑。姑なら孫の面倒を見るのが当たり前だとは思っていませんが、自分から「サポートさせてほしい」と言っておきながら、自分のサポートばかりをさせるとは考えてもいませんでした……。
A子は一時期義実家の近くで戸建ての購入を検討していたそうですが、すっかりその気は失せてしまったそうです。姑が自分の老後が心配なのはわかりますが、A子がそう考えてしまうのも無理はありませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K