産前や産後にかけて、母子ともに健康でいるためにも必要なのが、<夫や家族のサポート>ですよね。心身ともに疲労困憊の妻を労わり支えることも、夫の重要な役目だと思うのですが、なかには酷い夫もいるようで……。筆者の知人から聞いた実体験談をどうぞ。

「俺にはムリ」と夫は全く真逆のことを言い出した……

なんと出産後、夫の態度は一変したのです!

「やっぱり俺にはムリだよ」
「調べたら赤ちゃんの世話大変すぎでしょ」
「親に頼んどいたから」

しかも、勝手に夫が義両親に頼み込んで、私は産後慣れない義実家で1か月生活することに。

<開いた口が塞がらない>とのことわざがありますが、まさにその通りになっていました。

義両親の優しさに救われつつなんとか奮闘

それならば、と私の実家に里帰りすることももちろん考えました。

でも、今住んでいる場所からは何百kmも離れている実家。
産後間もない私と娘で行くには、あまりにも不安でした。

そもそも、産後は自宅で夫と子育てに励もうと思っていたのに……。
何とか説得しようとしましたが、夫の心は揺らぐことはありませんでした。

「本当に酷すぎる」
と思いつつ、仕方なく義実家で子育てに奮闘することに。

幸い、義両親はとても優しい方々。

その協力もあり、体を休ませることもできたのですが、どうしても常に緊張感は拭えませんでした。

そしてその間、夫は1度も義実家に顔を見せることもなく。イライラばかり募っていきました。

そんなこんなで1か月後、ようやく自宅に帰れた私と娘。
ほっとできると思ったのも束の間、衝撃的な光景を目の当たりにしたのです……。

夫は親の自覚もなく遊び呆けていた!

なんと、家は散らかり放題。
夫は家事もそこそこに、友人たちと遊び呆けていたのです!

私はもちろん、自宅まで送ってくれた義両親もこれには大激怒。
夫とだけ絶縁する、とまで言いだす事態に。

みんなからブチギレされ、さすがに反省したのか夫は土下座で謝罪。

その後は一生懸命家事に育児に奮闘してくれるようになりました。

それでも、あのときの怒りは今でも忘れていません。
これからも一生恨むであろう出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい