何でも「貸してよ」「ちょっとちょうだい」と人に物をねだる<クレクレな人>に出会ったことはありますか? 一度味を占めると何度も繰り返してくることも多く、本当に厄介ですよね。これは姑がそんな【クレクレ常習犯】だった、筆者の知人A子から聞いたお話です。
勝手にモノを漁ってはおねだりして返さない姑
さらに厄介なのが、<クレクレ常習犯>であること。
「醤油ちょうどなかったのよ」
「ちょっと貸してね♡」
「今度絶対返すから」
勝手に冷蔵庫や食材のある棚をチェックしては、おねだりづくし。
貸さないと途端に不機嫌になるので渋々貸しますが、返ってきた試しがありません。
夫も度々注意してくれるのですが、聞く耳持たず。
そのうち、とうとう私のアクセサリーにまで手を出すようになったのです!
さすがに堪忍袋の緒が切れた私は、仕返しすることを決意しました。
姑と同じ嫌がらせをしてスカッと!
翌朝4時、まだ陽も出てない早朝に<ピンポーン>と義実家のチャイムを鳴らす私たち夫婦。
「こんな時間に非常識よ!」
と寝ぼけ眼で起こる姑を無視して家全体を物色しました。
義父が出張でいない隙を狙っているので、家には姑1人だけ。
姑が唖然としているのを横目に、大量の調味料や食材を持ち出しました。
「これ家にないので貰いますね~」
と姑からの批判を完全無視して、とっとと家に帰りました。
姑は大激怒し義父に伝えたようですが、義父にも姑のイジワル行為は伝言済み。
全面的に協力する、と味方になってくれていました。
相手にしてくれない旦那に、朝早い時間に来ては勝手にモノを持っていく息子夫婦を見て観念した姑。
3回ほど繰り返すと、
「ごめんなさい」
とようやく謝罪してくれ、スカッとしました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい