「ちょっとだけ貸してね」といってそのまま返してくれない、<借りパク盗っ人>に悩まされた経験はありますか? どんなモノでも《借りたら返す》が礼儀ですが、なかには非常識な人もいるようで……。筆者の知人A子から聞いた実体験談をどうぞ。
盗みを謝るどころか開き直ってきた!
盗まれていると思った私は義姉に尋ねましたが、反応が衝撃的で……。
「義妹のモノは義姉である私のモノよ」
「〇〇家に嫁いだんだから当たり前」
なんと謝るどころか、開き直られてしまったのです!
「さすがに犯罪ですよ」
と伝えても
「いちいち口うるさいわ~」
と嘲笑われるだけ。
このままでは困る、と夫に相談すると、もちろん大激怒。
そこで2人でじっくり考え、反撃に出ることにしたのです。
もう盗ませない!
それから数日後、いつも通りに勝手に家に来ては食事をして帰る義姉。
そのとき
「ちょっと待ってください」
「また私のピアス持っていくんですか?」
と問い詰めました。
「あなたは私の義妹だもの」
「別にこれくらいいいでしょ」
対して、やはり義姉は開き直るばかり。
そこで、夫から爆弾発言が!
「実は前から監視カメラをつけていた」
「これまでの証拠はすべて揃っている」
「今すぐ返さないと、今回は警察に相談する」
うろたえていた義姉でしたが、私たち夫婦の真剣な表情を見てハッタリではないと気づいた様子。
チッと舌打ちしながらも、すぐにこれまで盗っていったモノを全部返してくれました。
このことは夫から義両親に伝わり、義姉は実家を追い出されることに。
今は必死にアルバイトを掛け持ちして、なんとか家賃を稼いでいるそうです。
もちろん、それから我が家にやってくることもなくなりました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい