どんな土地に住んでいても、防犯対策は必須ですよね。
そんな防犯対策は完璧だったはずなのに、思いもよらなかった恐ろしい事件が発覚!?
今回は筆者の体験談をご紹介します。
そんな防犯対策は完璧だったはずなのに、思いもよらなかった恐ろしい事件が発覚!?
今回は筆者の体験談をご紹介します。
いつでも綺麗な空気の家
私の実家は、とあるマンションの5階にありました。
母は頻繁に「空気の入れ替えをする!」と、ベランダの鍵を開けて網戸にしていました。
玄関にも網戸があったので、空気が循環していつも気持ちの良い状態にしたかったのだそう。
5階なのでベランダから誰かが入るなんてことはないでしょうが、網戸にするのはもちろん家に誰かがいる時だけ。
出かける時には必ず引き戸を閉めて、二重に鍵をかけていたので、戸締りは全く問題ないと思っていたのです。
もちろん私だけでなく、母や父もそれで問題ないと思っていました。ところが……
暗い顔の母。一体何があったの?
私が大人になり、一人暮らしをしてしばらく経った頃です。
久しぶりに実家へ戻ると、いつも笑顔で迎え入れてくれる母が、何故か暗い顔をしているのです。
「あんた一人暮らしだから、戸締りは本当に気を付けてね。」
そう暗い顔のままの母は、真剣に話し出しました。
その話を聞いて、私の背筋はどんどん凍っていきました。