学生時代の友達って、久しぶりに会っても一瞬であの頃のように楽しく話せるステキな存在ですよね。そんな友達の大切さを『恥ずかしさ』とともに実感した、という話を筆者の知人から聞いたのでご紹介します。
「あのさ……」
会うのは久しぶりでしたが、そんなことは感じないほどに会った瞬間から楽しく話が盛り上がりました。
懐かしさを感じ、やっぱり来てよかったなと思っていたときです。
友達が「言おうかどうか迷ったんだけど」と気まずそうな顔をしています。
少し不安になりながらも「どうしたの?」とたずねました。
すると、友達から出た言葉は意外なものでした。
「友達だからあえて言うね。あのさ……目の下、バッキバキだよ?」
確かに、バッキバキだね
一瞬、意味がわからずぽかーんとしていました。
友達は、持っていた鏡を貸してくれ
「鏡見てみて」と言います。
鏡をのぞいて、まず私の口から出た言葉は
「確かに、バッキバキだね」でした。
どうやらクマを隠すためのコンシーラーが厚塗りすぎたらしく、乾燥してそれはもう見事にバキバキに割れまくっていました。
やはり、友達ってステキ
とりあえず応急処置的に化粧直しをして、
そのあとバッキバキになった経緯を説明し、「さっきの顔ヤバかったね」と2人で笑いながら話しました。
こういうのって結構伝えづらくて、
関係性によっては「言おうかな、どうしようかな」と悩んでしまいます。
なので、はっきり「バッキバキだよ」と言ってくれた友達には「恥ずかしかったけど、教えてくれてありがとう」と伝えました。
まとめ
こういうのって確かに伝えづらいですよね。
歯に青のりがついていたり、トイレのあとロングスカートがめくれあがってしまっていたり……。
そんなとき、私のためにしっかり伝えてくれる人の存在ってありがたいものです。そんな人を大切にしていきたいですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:橘るい