「何でも言ってね」というセリフを真に受けてしまうと、相手によっては信じられない事態に陥ります。自分から言い出したのに、責任転嫁をされてはたまったもんじゃありませんよね。これは筆者が次男の妊娠中に体験した姑とのエピソードです。

妊娠中

私は次男を妊娠中、実家の母が体調を崩していたため、里帰り出産をしませんでした。3歳の長男もいたので、近くに住んでいた姑は「何かあったら、いつでも私を呼んでね。お母さんだと思って甘えて良いのよ。」と言ってくれていました。

姑は気分にムラのある人でしたが、孫が産まれることを楽しみにしている様子だったので、私は悪阻のときなどに遠慮なく助けてもらおうと思っていたのです。

長男の入院

妊娠8ヶ月の頃、長男が感染症に罹り、1週間ほど入院が必要になってしまいました。姑は「着替えなんかは私が持っていくよ。出産前に具合悪くなったら大変だから。」と言ってくれたので、面会制限がされている長男の病院のことは姑にお願いしていました。

退院の日が決まると「私が迎えに行ってくるよ。」と言ってくれたのでお願いしたのですが、帰ってくるなり思わぬ大騒ぎになってしまったのです。

姑の本音

姑は私の家に入ってくるなり「私は運転手じゃないんだよ!」と急に怒り出しました。どうやら長男が退院するときに「おばあちゃんじゃなくママが良かった」と言ったのが気に食わなかったらしいのですが、そこから文句が止まらず……。

終いには「妊婦だからって何でもしてもらえると思ったら大間違いなんだよ!」と言われたのです。