嫁・姑の関係は難しいものです。ルールや常識が異なる世界で生きてきた人が分かり合うには、時間とお互いを認め合う気持ちが必要ではないでしょうか? これは筆者の友人・Fから聞いた、時代遅れの姑とのバトルエピソードです。

叔母の一言

その日は舅の妹=叔母も義実家に来ていました。私たちのやり取りを聞いていた叔母は、姑にこう言ってくれたのです。

「あなたは長男の嫁なんだから、しっかりとお兄ちゃんの介護はしなくちゃね!」

舅は叔母と2人兄妹で、舅も長男です。

「嫁さんのことは嫌いだって言ってたじゃない? だったら大事な旦那さんの介護をお願いするのもやめた方が良いわよ!」

思わぬ反撃を受けた姑は意気消沈。どうやら叔母は私のことを悪く言う姑に良い感情を持っていなかったらしく、気持ちの良い反撃を繰り出してくれたのです。

その後の姑は……

私たち夫婦に頼れなくなった姑は、叔母への体裁もあり、舅の介護を1人で担うことになりました。もともとあまり仲の良くなかった義両親がどんな生活をしているのかは知りません。

たまに夫へ連絡が入っているようですが、自分の娘を蔑ろにされてきた夫は、話を適当に聞き流しているそうです。1人での介護は大変だとは思いますが、自業自得ですよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K