ご近所付き合いはなかなか難しいものです。中には自分と合わない人や非常識な人もいるので、注意しなければいけません。これは筆者が実際に経験した非常識な隣人のエピソードです。監視されているようなゾッとするお話をご紹介します。
謎のメモ
するとHさんはいきなりポケットからメモを出してこう言ったのです。
「お宅は結構粗大ごみ出してるわよね~。」
何とHさんは我が家が今まで出してきた粗大ごみをすべてメモに書いていて、日にち・個数などをチェックしていたのです。
私はちょっとイラッとして「お金はちゃんと払ってますし、問題はないと思うんですけど。」と言い返してしまいました。
勝手な憶測
Hさんはちょっと慌てたように「いや、ダメとは言っていないのよ。」と言いました。でもその後、驚くようなことを言い出したのです。
「ただ、●●さん(私)のおうちは洗濯物とかを見ていると、あまり金銭的に余裕がないんじゃない? だったらもっと大切に物を扱わないと。」
……余計なお世話!
必要以上にチェックをされていることに気分を悪くした私は、つい「余計なお世話です!」と言って家の中に入りました。
その後
その日から私は、Hさんが来ない時間を見計らって庭に出るようにし、話しかけられることがないように注意しました。
チェックされていると知った粗大ごみは、近くの処理場へ直接持ち込むようにし、家の前には出さないように対策をしたのです。
ご近所だからといって、必要以上にプライベートなことに口を挟まれるのは気分の良いものではありません。悪気はないのだと思いますが、どこで誰が見ているか分からないなと怖くなり、ちょっと常識を疑う人がいることも覚えておこうと思った出来事でした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K