私が体験したちょっと切ないお話です。あなたが友達だと思っている相手は、本当にあなたのことを友達だと思い大切にしてくれていますか?
B美からの着信で真実発覚
自宅に到着してしばらくすると、さっきまで一緒にいたB美から電話が鳴りました。B美は「少し言いづらいことなんだけど大丈夫……?」と気まずそうに話し始めます。
B美の話の内容は、「A子が子どもに『〇〇(私の名前)はお金をいっぱい持っているから欲しいものがあったら〇〇にお願いするように』と話していた」というもの。たしかに子どもたちは私にばかりねだっていましたが、私はそんなこと気にもせずなんでも買ってあげていました。
教育上なんでも買ってあげるのはよくなかったかなとも思いましたが、たまにしか会うこともないので、私の中ではさほど気にしていませんでした。ですが、ずっと親友だと思っていたA子に金づるだと思われていたことがショックで、しばらく落ち込んだ出来事でした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A