大学病院に紹介状を出される
え、骨折で紹介状!?
聞いてみると、手をついたときのインパクトが大きく、骨がずれている可能性があるとのこと。
ドロケイで骨折なだけでも恥ずかしいのに、紹介状まで!?
とにかく早めに行ってくださいとのことだったのですが、病院の休診日などもあり木曜日に大学病院に行くことにしました。
大学病院で再びレントゲンなどを撮り検査をすると、医師からこのような言葉が。
「折れてますね。折ったときに手首に圧がかかってその圧で骨がずれてしまっています。治すには手術が必要です。手術をしないと、もしかしたら親指の筋に影響が出て動かなくなるかも」
ヒィ! ドロケイの転倒が大変な事態に!!
しかし、続けて
「でも骨折から数日時間が経ってしまっているので骨がくっついてきてしまってます。手術するならすぐにしないと……」
なんと。いや、でもそんなすぐに手術だなんて勇気が出ません。
学校の授業もあるし、どうしようと悩んだ私は、翌日連絡することを約束し病院を後にしました。
しかし、大学1年生だった私は、当時手術なんて無理! と思い、次の日の連絡をすっぽかし、数日後にまた病院に行ったのです。
すると医師は、
「もう固まってきてるので、もうこのまま行くしかないですね」
と一言。
私が手術から逃げたため、このまま骨をくっつけることになりました。
一応、親指は動いています
あれから15年近く経ちますが、現在も親指は動いているので多分大丈夫だろうと勝手に思っていますが、なんと1ヶ月前に同じく転倒して左手首にヒビが入ったのです。
もう固定も外れているのですが、今度こそそのうち動かなくなるのではとヒヤヒヤしています。
みなさん、まず病院にはすぐに行くようにしましょう。
時間が経ってからでは遅いこともあります。
そして、怖くても私のように逃げたりせず、しっかりケガと向き合うことをおすすめします。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Natsumi.K