パートナーとの生活にお金が必要な場合、2人で働いてお金を貯めるのは当たり前と思う人が多いのではないでしょうか? ただ、パートナーがどんな手段で稼ぐのかはまた別の話のようです。これは筆者の友人Aが彼氏とモメたお仕事のエピソードです。
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部屋が手狭に

私は付き合って3年の彼氏と同棲していました。同棲していた部屋はワンルームのマンション。さすがにワンルームでは手狭だということで、少し広い部屋に引っ越しをしようという話になりました。

いろいろ調べてみると、敷金・礼金などでまとまったお金が必要なのに、資金が全然足りません。彼氏と相談したところ、「Aにも働いてほしい」と言われ、職探しを始めました。

コスパの良い仕事

私たちの家の近くに、最近OPENしたショットバーがありました。外観もオシャレで、ちょうどアルバイトを募集していたのです。時給も良く、家からも近かったので、私は即応募! オーナーに気に入ってもらえて、とんとん拍子で仕事が決まりました。

彼氏へ報告すると「あ、その店知ってるよ。最近できたオシャレなところだろ? うちからも近いし、いいじゃん!」と大喜び! 時給も良いことを知ると、「頑張れ!」と応援してくれました。

天職?

私はバーテンダーの仕事が楽しく、お客様にも恵まれて、とても充実した毎日を送っていました。私が勤務し始めた頃よりも売り上げが倍増し、オーナーは時給もUPしてくれたのです。彼氏は「今度Aの働いているところが見たいから、お店に行くよ!」と喜んでいました。

彼氏の気持ち

後日、彼氏は本当にお店にやって来ました。ただ、金曜日の夜で一番お店が忙しい日だったので、あまり話はできませんでした。その日は常連さんが多く、カウンターは満席。彼氏は窓際のテーブル席で一人で飲んでいました。

たまに様子を伺っていると、彼氏はとても不機嫌そうな顔をして、外を眺めていました。

そして仕事が終わり家に帰ると、急に「バイトを辞めるか俺と別れるか、どっちか選べ」と言い出したのです。