孫が生まれたと聞き、突然病室にやってきた姑。産後間もないAさんは、驚きを隠せませんでした。さらにはとんでもない発言を繰り返し、最悪の雰囲気に……。今回は、筆者の友人Aさんから聞いた実体験エピソードをご紹介します。
孫の顔を見て一言
Aさんが第一子を出産した時の話です。孫が生まれたことを病院に確認した姑は、すぐさまAさんの入院している病室に登場。この時、産後3時間ほどしか経っていませんでした。
そして、姑はAさんに労いの言葉をかけるどころか、孫の顔をジーっとなめるように見て、こう言ったのです。
「この子、あんたに似て可愛くないわね! 息子に似た子を産めって言ったじゃない!」
このあまりにも身勝手すぎる言葉に、Aさんはとてもショックを受けました。
同じ女性であれば、出産がどれだけ大変なことか分かっているはずなのに、どうしてこんなに酷いことが言えるのか……Aさんは、ただただ悲しくなりました。
妊娠中から嫁いびり
実はAさん、妊娠中から姑に色々とプレッシャーを掛けられてきました。
「息子に似た男の子をお願いね」
「あなたはうちの嫁。孫はうちの孫よ。産後は実家に帰らせないわ」
など、普通の人なら耐えがたい意地悪にも、Aさんはジッと耐えてきたのです。Aさんは姑が怖いので、産前産後は里帰りをしないことにしましたが、大失敗だったと思いました。
さすがに産後くらいは、あの姑でも祝福してくれるはず……そう思ってここまで頑張ってきましたが、姑の言葉に、Aさんは涙が溢れてしまいました。