嫁姑バトルが嫁と姑の間だけで繰り広げられるだけでなく、家族をも巻き込んでしまい、とんでもない事態に発展してしまうこともあるのです。今回はママ友Jさんから聞いた義母との不仲が思わぬ事態を招いてしまったエピソードをご紹介します。

とうとう家族に被害が及んでしまった

そして、事件は起こりました。

ある日曜日の夕飯のとき、義母はいつも通りJさんのおかずにアレルギー食材を混ぜ込んでいました。お皿が食卓に並んだ時点でJさんはそれに気付き、Jさんも最初から避けながら食べるつもりでいました。

食事の準備が終わり、義両親とJさん家族で同時に食べ始めました。しかし、いくら探してもアレルギー食材が見当たりませんでした。

そしたら、隣に座っていたJさんの娘が苦しそうにするのです。え! なんで娘が!?

なんと、Jさんや義母が見ていない隙に「ママのおかずの方がいっぱい入ってたから、そっちが良くて……」と、娘は自分のお皿とJさんのお皿を入れ替えていたのです。

救急車を呼んですぐに処置してもらうことができたため、Jさんの娘は大事には至りませんでした。それからというもの、嫁いびりはピタッと止まったのでした。

※食物アレルギーは命に関わる可能性もある重大な生理現象です。重大な認識で接してください。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり