これは、私の友人から聞いたお話です。
先日、友人の所属している営業部に新しい人が入社してきました。
営業ははじめてだということで、友人が教育係となり一から教えることになりました。
大変だったそうですが素直で一生懸命な姿に、友人だけでなく部署メンバー全員が協力しようという気持ちになっていました。ある日、名刺交換の練習を終えた彼女に、上司が「名刺にお会いした日付やその人の特徴をメモしておくと覚えやすいよ」とアドバイスしていたそうなのですが……?
先日、友人の所属している営業部に新しい人が入社してきました。
営業ははじめてだということで、友人が教育係となり一から教えることになりました。
大変だったそうですが素直で一生懸命な姿に、友人だけでなく部署メンバー全員が協力しようという気持ちになっていました。ある日、名刺交換の練習を終えた彼女に、上司が「名刺にお会いした日付やその人の特徴をメモしておくと覚えやすいよ」とアドバイスしていたそうなのですが……?
先方はびっくりしていたものの、事情を説明すると笑って許してくださったそうです。
まさか本人の目の前で書いてしまうなんて、友人も「予想外だった」と話していました。
ですが「目の前で名刺にメモするのは失礼」というのは、社会人には当たり前だったとしても、名刺交換をしたことがない人にとっては当たり前ではありません。
それからはできる限り、言葉不足にならないようわかりやすく説明することにしているそうです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:じんまなみ
ltnライター:橘るい