嫁姑トラブルになってしまった時、お嫁さん側の立場だと姑さんに強く言いにくい、ということもあるでしょう。そんなトラブル時、まさかの救世主が!?
今回は、筆者の友人A子さんから聞いたお話をご紹介します。

受験生の息子。頑張れ!!

A子さんには、中学3年生の息子と1歳の娘がいました。
息子は歳が離れた妹を溺愛していて、学校から帰ると一目散に妹と遊んでくれるのです。
反抗期もそこそこにありましたが、娘のおかげで親子の会話が増えたように思いました。

そんな息子も受験シーズンになり、平日は塾通い。
さらに土日は家でこもりっきりで勉強をしていて、家族一丸となって応援していました。

そんなある日、姑が我が家に来ることになったのです。
どうも息子に美味しいお菓子をあげたいとのことだったのですが……。

インフルエンザの症状じゃない? 疑うも帰宅してくれず

姑は来て早々に、「関節が痛い」と言い、「寒すぎる!」と、暖房の温度をあげるよう要求してきたのです。
A子さんは(姑はインフルエンザでは?)と疑ったので、帰って休むように促しました。しかし、

「私は風邪を引いた事がないからね!」

姑の謎の元気自慢で、そのまま丸一日滞在されたのです。

そうして姑が帰宅してから、娘がぐったりしていることに気付きました。
すぐさま病院へ連れて行くと、なんとインフルエンザを発症していたのです……!

最悪! 泣き叫ぶ娘、受験生がいるのに大ピンチ!

インフルエンザの感染源は、やはり姑でした。
姑は帰宅後、高熱になり病院で陽性となったのだそう。

とにかくA子さんは大慌てで、受験生の息子に絶対うつさないよう部屋を隔離。
狭い我が家で居住スペースを区切るのは大変なことでした。

しんどくて泣き叫ぶ娘を見て、辛くてたまりませんでした。
A子さんは自分にも絶対にうつらないよう、厳重に注意しながらの看病をこなしましたが、まさに地獄だったのです。