義実家との関係は良好であるに越したことはありません。ただし相手側が臨戦態勢であれば、こちらもお付き合いをしたくなくなりますよね? これは筆者の友人・S恵から聞いた義実家の女性たちとのエピソードです。
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義実家の女性たち

夫には姉と妹がいます。男1人という環境で育てられた夫は母親・姉妹に溺愛され、結婚するときは3人とも私を敵視するような感じがしました。

姑はもちろん、義姉・義妹も結婚しているため、3人とも嫁の立場です。にもかかわらず、嫁である私をイビることに命を懸けていました。聞こえるように悪口を言われるのは当たり前、親族の集まりに夫だけが呼ばれたり、たまに義実家へ行くと家政婦のような扱いを受けたりしていました。

お正月の出来事

お正月はいつも義姉・義妹家族も実家に集まり、親族一同で迎えることになっていました。義姉と義妹は何もせず「やっぱり実家っていいよね~」とのんびりモード。私は15人近く集まった親族の食事の支度や、掃除・洗濯まで全てやらされていました。

ある年のお正月、私は嫌々ながら帰省したのですが、帰省中に体調を崩してしまいました。そのまま帰省はしたものの、義実家で寝込む羽目に……。

「ヤダ! うつさないでよ!」「具合悪いんなら来なきゃいいのに!」と誰も心配してくれないどころか、具合悪くなったことを責められる始末。寒い部屋に隔離され、食事は無造作に菓子パンが部屋の前に置かれているような扱いでした。

堪忍袋の緒が……

2日ほど休ませてもらい、少し体調が戻ってきたので、一応姑にお詫びをしました。すると姑は睨みつけるように私を見て一言、「少し良くなったんなら手伝いなさいよ!」と言ったのです。

周囲には義姉や義妹だけではなく、夫・舅・義兄・義弟がいました。それでも姑の言ったことを誰も咎めないのです。私は一気にはらわたが煮えくり返り、堪忍袋の緒が切れました。

ムッとした様子の私を見て、姑から「言いたいことがあるなら言えば?」と挑発されたので、
「もう帰ります。そして二度と来ません。邪魔な人間がいなくなってあなたたちもスッキリするでしょう?」と言い返しました。