子どもの進路はすんなり決まれば問題はありませんが、親の思う志望校と子どもの行きたい志望校が違った場合は、何かとモメる原因になります。お互いに納得のできる理由がないととんでもない事態に発展することも……。これは筆者の家族で実際に起きたちょっと大騒ぎだったエピソードです。
呆れた夫の本音
「A高校は俺が行きたかった学校なんだ! 推薦が取れなくて一般受験したけど落ちたんだよ! 何もそんな学校にお前が行く必要ないじゃないか!」
あまりにくだらない理由に私と息子は「はぁ?」となりました。呆れた息子は「そんな理由? バッカじゃねぇの? まぁいいや、明日進路相談だから担任に言っておくわ。」と言い残し、自分の部屋へ。
あれほど反対していた本当の理由があまりにもくだらないプライドだったとは……私も正直呆れてしまいました。
進路決定
担任の先生に自分が反対している本当の理由を言われたら困ると焦った夫は、息子を呼び戻して「お前の好きにしろ!」とA高校への進学を認めました。
その後、推薦が決まった息子は大喜び! 一応夫に「3年間よろしくお願いします。」と言っていましたが、夫は苦虫をかみつぶしたような微妙な顔をしていました。
お金のことで反対していると思いきや……男の人のプライドって難しいものですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K